DaaS(Data as a service)とは? データマネジメント用語をわかりやすく解説



近年、多くの企業ではデータを軸にしたビジネス推進を行っています。
データを活用する上で、特に重要視されているのがデータ品質の向上と維持運用を行うデータマネジメントです。
この用語集では、データマネジメントやデータ活用に関する用語を解説しています。
また、データマネジメントの専門家として活動するNTTデータ バリュー・エンジニアが、データ活用のヒントもご紹介しています。

DaaSとは

DaaS(Data as a service)とは、クラウド上でのデータ保管や処理、分析を提供するサービスのことです。
自社のデータベースをクラウドに置いてそこでデータ処理や分析を行うことを意味します。

似たようなサービスにSaaS(Software as a service)があります。
SaaSはクラウド上のアプリケーションを提供するサービスです。
データの重要性が高まっている今日、大量のデータを保管して処理・分析に利用するニーズは高まっています。

SaaSでも、自社が使うデータをクラウド上に保管することはできますが、従来のSaaSのでは大量のデータ処理に十分に応えることができなかったので、よりデータの処理・分析に特化したクラウドサービスとしてDaaSが登場しました。

DaaSでは、クラウドへのデータの保管とDaaSサービスが提供するツール(ソフトウェア)用いて保管しているデータに対する処理や分析を行うことができます。

NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメント

オンプレミスのデータソリューションより、コストやパフォーマンス面のメリットが高いと評価しDaasを採用する企業が増えています。
Daasのプラットフォーム(platform)なら大容量のデータを保管することができ、またアプリケーションのアップデートの手間も軽減されます。

しかしながら、単にプラットフォーム(platform)を導入したとしても器を構築しただけの状態に過ぎず、目指す結果が得られるわけではありません。
DMPにどのようなデータを入れ、どのように管理し、どのように分析につなげるのかという「データ視点でのアプローチ」がなければ、壮大なDMP構想も絵に描いた餅となります。

NTTデータ バリュー・エンジニアがご支援するDMPでは、まさにデータ視点で「データ収集」→「データ蓄積/提供」→「ビジネス活用」までを一元管理できる仕組みや体制を、お客様の目的や現状の業務、データを踏まえて作り上げていきます。
NTTデータ バリュー・エンジニアが蓄積してきたデータを取り扱うプロフェッショナル人財およびノウハウといった資源をベースに、データ活用ユースケースにおけるデータ処理・可視化のための共通ツール基盤の構築をご支援し、「人」+「システム」により、データ活用効果を最大化する取り組みを提供します。

<主な実施内容>

■データ収集
・社内(SFA、MA、Webログ、MDM)や社外データを収集します。

■データ蓄積/提供
・収集したデータをを蓄積し、「データクレンジング」「名寄せ」「補正変換」を行い、データ品質(データクオリティ)を高めます。
・「標準データ」として管理するべきデータ項目を選定し、データモデルを描き、データ定義を行います。
 いわゆるデータカタログの構築はこの工程で実施します。
・「標準データ」を適切な基準で管理、維持するための組織の在り方を定め、データ管理の運用を構築します(データガバナンス)。
・ご希望により、データ分析の前処理となる、データマート等へのインプットデータ構築も行います。

■ビジネス活用
・具体的に実施したいデータ分析内容をお聞きし、そのために必要なデータ項目を整理する等、データ視点によるご支援を行います。

 

詳細は以下をご覧ください。

 

 

 

>   NTTデータ バリュー・エンジニアのこだわり

お客様と伴走してデータマネジメント支援、データ活用支援を行うNTTデータ バリュー・エンジニアが大切にしているコトです。

 

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NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメントを成功させる3つのポイントを紹介しています。

 

 

 

 

 

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