マネジメントとは? データマネジメント用語をわかりやすく解説



近年、多くの企業ではデータを軸にしたビジネス推進を行っています。
データを活用する上で、特に重要視されているのがデータ品質の向上と維持運用を行うデータマネジメントです。
この用語集では、データマネジメントやデータ活用に関する用語を解説しています。
また、データマネジメントの専門家として活動するNTTデータ バリュー・エンジニアが、データ活用のヒントもご紹介しています。

マネジメントとは

マネジメントとは「物事をうまく運営するために、資源(人・物・金・時間・情報等)を、最善に活用する手法」です。

一般的には「企業において、最大限の利益を上げるための経営管理」を指しますが、概念的には、計画(Plan)→実行(Do)→ 評価(Check)→改善(Act)を行っていれば、マネジメントに含みます。

NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメント

データに関するマネジメントは、文字通り「データをマネジメントすること」です。
端的に言ってしまえば「データに関して、PDCAサイクルを回すこと」と言えますが、その対象範囲は広くDMBOKによると、データガバナンスメタデータマネジメント、データクオリティマネジメントを含む、10個の主要機能があるとされています。

NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメントとは、「データをビジネスに活かすことができる状態で継続的に維持、さらに進化させていくための組織的な営み」です。
データマネジメントによって実現することの例としては、事業活動の見える化や、MDM(マスタデータマネジメント)の実現、データ分析の推進と様々です。
DMBOKでは10個の主要機能があると定められていますが、中でもとりわけ、下記2つの基本活動をしていくことが重要と考えられています。


データ品質(データクオリティ)管理:
マスタデータ管理や、コード体系化/統一、データ項目の意味管理などの活動が含まれます。
そのデータの内容や活用方法によって、維持すべき品質レベルは異なります。
データ品質は、精度・鮮度・粒度の3つの観点から評価し、実際の利用目的、利用シーンを想定し、「利用するために適した状態」必要なデータ設計および整備を行います。

NTTデータ バリュー・エンジニアでは、データ統合データ移行、またデータ分析や業務効率化を目的とするデータ活用など、様々なシーンでデータ品質(データクオリティ)管理に関するソリューションを提供しています。


・データガバナンスの推進:
データ品質の劣化をくい止め、品質の維持と環境(ツール環境だけでなく、運用体制や運用ルールも含む)の整備を進めるための仕組み作りと運営といった活動となります。

NTTデータ バリュー・エンジニアでは、データガバナンスの視点に則り、データの可視化、データ辞書構築、データマネジメント推進にあたっての標準ガイドラインの整備、データマネジメント評価、スキル定着化に向けた研修の実施やフォロー等、組織的にデータ品質を維持するためのご支援をしています。
データガバナンスソリューション

データマネジメントの専門会社として、こうしたデータマネジメントの活動を多くの企業で支援してきました。
その中で蓄積した、データマネジメントを成功させる3つのポイントや、必要となる活動を下記でご紹介しています。

「データマネジメントとは」

 

 

 

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