メタデータとは? データマネジメント用語をわかりやすく解説



近年、多くの企業ではデータを軸にしたビジネス推進を行っています。
データを活用する上で、特に重要視されているのがデータ品質の向上と維持運用を行うデータマネジメントです。
この用語集では、データマネジメントやデータ活用に関する用語を解説しています。
また、データマネジメントの専門家として活動するNTTデータ バリュー・エンジニアが、データ活用のヒントもご紹介しています。

メタデータとは

メタデータ(meta data)とは、直訳すると“高次のデータ”です。

 

多少乱暴に言えば「ある情報を格納するための箱」と言えます。

 

例えば“本情報のメタデータ”なら[タイトル]、[著者名]、[出版社]、[出版年月]など。

“曲情報のメタデータ”なら[タイトル]、[アーティスト]、[ジャンル]、[アルバム]など。

“住所録のメタデータ”なら[氏名]、[住所]、[電話番号]、[性別]など。

 

さらに、これらのメタデータなら[データ項目名]、[データ型式]、[データ桁数]など。

 

単に“メタデータ”と呼ぶ場合は、この[データ項目名]、[データ型式]、[データ桁数]などを指し「データを定義するデータ」を意味します。

NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメント

昨今、一部の専門家だけでなく社内の誰もが気軽にデータを利用できるよう、データの民主化を進める企業が増えています。

それに伴い注目されているのが、メタデータを利用目的に応じて収集し管理するデータカタログです。

 

多くのデータカタログツールにはメタデータの自動収集機能が付き使い勝手が良いように見えますが、あくまでも既に存在するメタデータの収集が可能なだけで、存在しないメタデータは収集できません。

また、私たちが過去に支援したデータカタログ導入支援において、必要となるメタデータが全て揃っている企業はありませんでした。

つまり、データカタログ導入の成功の鍵は、メタデータをいかに効果的に作成し運用するかによります。

 

このように、データカタログ導入には陥りやすいアンチパターンがいくつかあります。

アンチパターンと回避策を解説したセミナー動画も用意しています。

 

 

 

 

>   セミナー動画視聴「データカタログ構築失敗の原因と回避策を解説!」
動画の続きはこちらからご覧ください。

 

 

 

 

 

メタデータはコンサルYのブログでもわかりやすく解説していますので、あわせてご覧ください。

 

 

 

>   データマネジメントのすべては分からないが基本的なことはよく分かるブログ

人当たりの良さとマニアックな知識で、世間の荒波を漂流しNTTデータ バリュー・エンジニアに流れ着いた「流浪のデータコンサルY」が、データマネジメントについて控えめに語るブログです。

 

>   (第2回)はじめてのメタデータ

データマネジメントの世界でよく使われる言葉、メタデータをどこよりもわかりやすく解説!?

 

 

 

 

 

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