IoT(Internet of Things)とは? データマネジメント用語をわかりやすく解説



近年、多くの企業ではデータを軸にしたビジネス推進を行っています。
データを活用する上で、特に重要視されているのがデータ品質の向上と維持運用を行うデータマネジメントです。
この用語集では、データマネジメントやデータ活用に関する用語を解説しています。
また、データマネジメントの専門家として活動するNTTデータ バリュー・エンジニアが、データ活用のヒントもご紹介しています。

IoTとは

IoTとは、Internet of Thingsの略です。従来のインターネットが、人が発信したデータを流通させていたのに対して、Thing(モノ、機械)そのものがインターネットを介してデータを受発信するという新たなインターネットの利用法について付与された呼称です。

コンピュータなどの通信機器に限らず、世の中のあらゆるモノにセンサーを取り付け、遠隔地でそのセンサーからデータを受け取りデータの分析や遠隔操作をおこなう技術体系全般のことを意味します。

例えば、交通事故が多発する交差点にカメラを設置してデータを収集・分析し事故の削減に役立てたり、橋梁にセンサーを取り付けて自動車の通過にによる振動を計測し補修の実施時期を決定したり、あるいは農業分野ではビニールハウスの室温を計測して遠隔操作で水やりなどを行うシステムが実用化されています。

NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメント

家電や自動車などモノ自体をインターネットに繋げることで、より便利なサービスを提供するIoT。通信技術の高速大容量化が進んだことで、IoTデバイスのログデータをマスターデータにリアルタイムで紐付けることも可能となり、そこから新たな付加価値を見出している企業も出てきました。
このような価値を最大化するために、マスターデータデータ品質は担保されなければなりません。

しかしながら実際には、データ入力が不特定多数の部署で行われていたり、社外から直接データが流入する仕組みであったり、マスタが社内に点在することで統制が取れていなかったりといった理由で、データの表記ゆれ、重複、欠落・欠損等が起きており、適切な状態でマスタを維持・管理できていないということは多々あります。

マスターデータの管理が十分でない場合、どのような問題が起きるのか・・・・。
数え上げたらきりがありませんが、一例として以下のように「お客様に対する問題」や「社内業務の非効率」また、「情報システム上の問題」があげられます。

■お客様に関する問題(例)
・分散したお客様データを都度、探している
・顧客情報の鮮度が不ぞろいな為、お客様に迷惑をかける
・顧客接点(DM、訪問)の履歴情報不足により、訪問や問合せ時にお客様に迷惑がかかる

■社内業務に関する問題(例)
・マスタ入力を複数部署で実施し、品質低下
・情報登録、更新のアナログ化
・顧客の正しい情報が不明で、マーケ・分析が不正確
・非整合なデータモデルに合わせた業務・運用

■情報システムに関する問題(例)
・個別最適のつぎはぎ業務・システム
・顧客情報を管理するシステムが分散・非整合
・キー情報・属性情報の設定/定義の統一概念無く、データが重複・分断

継続的に事業を拡大する上では、上記のようなデータ品質の課題への対処は避けて通れない事柄となります。

NTTデータ バリュー・エンジニアは現状データのアセスメント、データクレンジング名寄せといったデータ品質の向上に関わる取組から、データ品質を適切に維持・管理するためのデータガバナンスに関するご支援まで、総合的にお客様のマスタ管理の改善をご支援いたします。

 

詳細は以下をご覧ください。

 

 

 

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お客様と伴走してデータマネジメント支援、データ活用支援を行うNTTデータ バリュー・エンジニアが大切にしているコトです。

 

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NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメントを成功させる3つのポイントを紹介しています。

 

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