FIBO(Financial Industry Business Ontology)とは? データマネジメント用語をわかりやすく解説



近年、多くの企業ではデータを軸にしたビジネス推進を行っています。
データを活用する上で、特に重要視されているのがデータ品質の向上と維持運用を行うデータマネジメントです。
この用語集では、データマネジメントやデータ活用に関する用語を解説しています。
また、データマネジメントの専門家として活動するNTTデータ バリュー・エンジニアが、データ活用のヒントもご紹介しています。

FIBOとは

FIBO(Financial Industry Business Ontology)とは、金融ビジネスで取り扱う用語の意味や用語間の関係を記載した定義書のことです。
特に、オントロジー言語OWLを使用しているところが特徴です。
それによって、金融用語全体の意味的関係が記述され単なる用語集以上に用語の位置づけ・意味が正確に表わされています。
正確に意味付けされた用語を使用することによって、担当者間の曖昧な意味表現によるコミュニケーションロスを排除し、結果としてコミュニケーションのコストを削減することができます。
また、OWLに定義されているため、コンピュータ上で意味定義に基づいた処理を行うことができます。

NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメント

上述の通り、FIBOとは金融ビジネスにおける用語の意味や用語間の関係を示した定義書で、金融業界で共通認識を持つことができるよう標準化しようとする取り組みです。
業界全体での標準化には相応の時間を要しますが、まずは企業内での用語の意味や定義の標準化に着手しデータの利活用を推進しようとする動きは、より一層活性化しています。
これらに欠かせないのが「データカタログの構築」ですが、ツールとしてデータカタログを導入しても、合わせてメタデータは導入されません。
データカタログツールの中にはメタデータを自動的に収集してくれるものもありますが、それは既に社内に存在しているものに限られますので、現存しないメタデータは収集できません。
そうしたことから、データカタログ構築の成功のカギは、メタデータをいかに効果的に作成、運用するかにあります。

NTTデータ バリュー・エンジニアは以下の4点を重視して、お客様のデータカタログ構築を成功に導きます。
1.データカタログ利用ユーザーの特定
2.ユーザーのデータ活用目的の把握と要件の定義
3.メタモデルの定義と、データカタログツールの選定
4.データカタログ運用チームの設立

 

詳細は以下をご覧ください。

 

 

 

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