データアーキテクトとは? データマネジメント用語をわかりやすく解説



近年、多くの企業ではデータを軸にしたビジネス推進を行っています。
データを活用する上で、特に重要視されているのがデータ品質の向上と維持運用を行うデータマネジメントです。
この用語集では、データマネジメントやデータ活用に関する用語を解説しています。
また、データマネジメントの専門家として活動するNTTデータ バリュー・エンジニアが、データ活用のヒントもご紹介しています。

データアーキテクトとは

データアーキテクトとは、データアーキテクチャを定めてそれに則ってデータの構造と流れの可視化・分析・改善をする役割を担う職務を意味します。

データアーキテクチャとは、ビジネスで取り扱うデータを設計するための考え方、あるいは設計思想のことです。

 

データアーキテクチャの設計思想は、ビジネスの要求を満たさなければなりません。

建物に例えると、地震に強い家という要求のもとに、免震構造という設計思想で建てられた家があげられます。

あるいは維持管理費用を抑えるという要求のもとに、壁がパーツごとに取り外し交換できるようになっている建物も同様です。

 

データアーキテクチャの場合は、ビジネスでの要求に基づいて設計思想が定められます。

企業や組織が求めるデータニーズを明確にし、要件を満たすデータの構造と流れを可視化し、ビジネス戦略に応じてデータが活用できるようにデザインします。

 

 

データアーキテクチャに基づいて作成される代表的なものは次のものです。

・サブジェクトエリアマップ

・エンタープライズデータモデル(概念データモデル)

・データフロー(別名:データムーブメントモデル、データリネージ

NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメント

上述の通り、データアーキテクチャではエンタープライズレベルでの概念データモデルや、データフローが作成されます。
これらは、エンタープライズ全体のデータ活用ニーズに対応する場合に、最も有益なものとなると言われています。

 

NTTデータ バリュー・エンジニアはデータモデリングの支援や、データの意味定義を明らかにするメタデータ管理などの支援を行っています。
例えばデータモデリングの場合、実データや帳票・画面だけを見ていても全体が見えづらかったり、実際のデータは膨大であり正確に把握をすることが難しいという実態があります。


そこで、NTTデータ バリュー・エンジニアでは、複数のマスタの関係性を整理し、正しく実態や課題を把握するために、データ構造を抽象化し、共通認識をもって議論を進め、不足していることや課題をToBeに落としこむというアプローチを行っています。



データモデリングを行う目的とメリット
・全体を俯瞰した議論を行うことができる
・お客様と現状の認識をすり合わせることができる。そのための整理法としても優秀
・互いの理解を共有し、共通の目的に沿って建設的な議論ができる
・課題発見(抽出)のきっかけになる
・今後の方針や見通しを立てるインプットにすることができる
・システム開発、業務マニュアル、課題抽出、運用ルールなどの改善案策定
 

詳細は以下をご覧ください。

 

 

 

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お客様と伴走してデータマネジメント支援、データ活用支援を行うNTTデータ バリュー・エンジニアが大切にしているコトです。

 

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NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメントを成功させる3つのポイントを紹介しています。

 

 

 

 

 

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