新年のご挨拶:2019年、データを本当に『オイルの次』にするために ~さらに重要さを増すデータマネジメント~

このコーナーは、リアライズ社長の大西が発信するブログです。最近の出来事や、今後のビジネスへの考えを綴っています。

 

 

新年、あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

もう20年近くも前からほぼ同じコトを繰り返し、繰り返し発信し続けていますが、

改めてこれから訪れるデータマネジメントの展望をお伝えします。

 

 

▼デジタルトランスフォーメーションの要はデータマネジメント

AIやIoT、デジタルマーケティング・・・ITの進化と浸透により、ネットだけでなくリアルの世界でも

ヒトやモノのあらゆる動きがデータで取得することができるようになりました。

 

こうした膨大なフィンガープリントを自社のビジネスや業務で有効に活用したい、

さらには、それを自社の商品やサービスに組み込んで価値を高めていかないと、

人口減により縮小していく日本マーケットで勝ち残れない、という強い危機感をもつ経営者が増えるのはなかば当たり前の流れです。

 

しかし、膨大なヒトやモノに関するデータが取得可能になり、「部門を横断したダイナミックなビジネスへ活用していきたい」「データを活用して、自社のビジネスをデジタルトランスフォーメーションしたい」といった局面で何が起きるか?

 

分析対象となる顧客や商品・部品等に関わる基軸データが社内の様々なシステムに散在し、

「整合が取れていない」、「粒度が合わない」、「精度に難がある」、「メタデータが整備されていないため、どのシステムにどのデータが存在し、それらがどのように連携しているのかが可視化できていない」といった現状に必ず直面します。

 

これまで個別部門の業務処理効率化を目的として構築されてきた、多数濫立する既存システムの中のデータを活用しようとすると、それらを「ビジネスで活用可能な状態」に再編成し直すための全社的なデータマネジメント組織が必要となります。単に、“データレイク等の情報基盤を導入するだけでは無秩序なデータの「泥沼」を生み出すだけである“と気付く企業が確実に増えつつあります。

この状況は、民間企業だけでなく、行政機関においてもあらゆる分野で起こってくるでしょう。

 

▼当社の活動領域も今後さらに広くなっていく

これまで長年蓄積したシソーラスと名寄せのノウハウを学習させたAIによる法人データマッチングサービス~ 『Data-Master 01(データマスター・ゼロワン)』をはじめとして、ヒューマン(教師)とマシンをハイブリッドした複数のデータ処理サービスの立ち上げに引き続き取り組んでまいります。

 

「AIを導入しさえすれば、何か良いデータ活用ができるはずだ」といった短絡的な勘違いが相変わらず多いのは残念な限りですが、「意味付けも整理もされていないデータを与えても、AIは決して正解を出したりしてくれない」という本質を訴え続けつつ、一方で、「正解データを適切に学習させた、活用可能なデータを創出するためのサービス」を生み出していきたいと思います。そのために、様々なパートナー企業との事業提携や共同の取り組みを今後とも増やしていきたいと考えております。

 

▼「データマネジメント」に取り組むことが「2025年問題」への有効な対応策となる

「情報(データ)は、ヒト、モノ、カネと並ぶ第4の経営資源である」といわれて久しく、最近では「データは次のオイル」といわれるよう存在になりましたが、データをオイルに変えるためにはそれを「精製するためのプロセスや体制」と「自社内のデータアセットの可視化と整備」が非常に重要になります。

 

ビジネス部門とIT部門の間に立って全社のデータ整備と活用を支援していくためのデータマネジメント組織(そこに関わる人たちを「データスチュアードと呼びます)の立ち上げや全社的なデータ活用の「土台」となる現状データ品質のアセスメントならびにメタデータの整備に関する支援サービスが大変好評を得ています。先に経済産業省が発表した『ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開』において課題提起されているレガシーシステムからの脱却のためにも、今から全社的なデータマネジメントに取り組み、自社のコアとなるデータを掌握することが来るべきシステム統合・刷新に備える意味で極めて有効な対策になります。

 

データがマネタイズされていくこの時代に、「データマネジメント」はもはや組織活動を維持していく上で欠かすことのできない「セキュリティ」などと同じように、組織にとって取り組むのが当たり前の重要性を帯びてくるでしょう。

組織のデータマネジメント推進を強力に後押しする当社リアライズは、2019年もお客様のデータを活用可能な価値ある状態にトランスフォーメーションし、新たなデータマネジメントサービス開発にも積極的にチャレンジし続けてまいります。

 

2019年に躍動するリアライズに、是非ご期待ください。

本年もどうぞ、宜しくお願いいたします。

 

2019年1月1日

株式会社リアライズ

代表取締役社長  大西 浩史

 

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