【リアライズ通信(201311)】

このコーナーは、リアライズ社長の大西が発信するブログです。最近の出来事や、今後のビジネスへの考えを綴っています。

 

■リアライズ通信201311

 

気が付けば今年も残すところもう後1ヶ月、収穫の多かった2013年の最終追い込み中です。

数々のチャレンジをしたがための成功や失敗と、事業としては様々な思いはありますが、一気に年末、年度末を目掛けた全力疾走が始まろうとしています。

 

この緊張感は、会社の雰囲気としては責任感から来る一種の重苦しさと共に、ある意味心地好い『さあ、お客様と一緒に走りきりますか!!』という雰囲気につながっていて、例月と少し違う時期を迎えることになります。

 

 

さて、今月のトピックとしては、私が理事兼運営委員長を務めている、創設から3年目を迎えた(社)日本データマネジメント・コンソーシアム[JDMC]の理事会が11月5日に開催され、そこで相当本質的な議論が繰り広げられました。

 

150社以上の著名なユーザ企業、ベンダー企業が名を連ね、参加メンバー累計は600名を越えるまでに団体としては急速に成長したJDMCは、「毎回講師を囲んだテーブルディスカッションが好評な毎月定期開催のセミナー「700人もの来場者が集まるアニュアルカンファレンス「共通的な課題やテーマについて問題意識の高い200名ものメンバーが意見交換してアウトプットを生み出していく研究会活動を三本柱として、会員にとってある一定以上の価値を提供できていると認識しています。

 

しかしながら、はたと立ち止まって振り返ると、今のJDMCには問題意識の高いIT部門のマネージャー、リーダーの方々は活動に参加してくださっていますが、現時点ではデータマネジメントに対して関心が薄い方々、ITにデータを入れ込み使う事業サイドの方々を巻き込むような取り組みが出来ているかというと、答は否と言わざる得ません。

 

このままでは、JDMC設立当初に私が思い焦がれていた姿である-『データの資産価値を高め、実際のビジネスに活用することが日本の企業・組織にとって当たり前の文化になること』、『そうした土壌や環境づくりによって、日本において通じて、日本のエンタープライズ企業が競争力を高めていくことにより、日本社会に対して貢献したい』-を実現することなど、夢のまた夢になってしまうとの危機感を、理事からの痛切な指摘で改めて思い起こしました。

 

理事会では、ビジネスとITの距離が離れてしまって悩んでいる今日的なIT部門の共通課題に対して、真剣な議論が繰り広げられました。

私は、今回の理事会が今後のJDMCとしての方向性を大きく形作るものだったということに合わせて、中長期的将来におけるIT部門が担うべき役割についても端的に指し示すものであると感じています。

 

当社のお客様のほとんどのカウンターパートは、IT部門ではなく、実際に業務の中でデータを生み出したり、データを活用したい時に、その品質が悪いため何とかしたいと取り組むビジネス部門(エンドユーザ)の皆さまたちとお仕事することが多くあります。

 

そこでの経験としては、必ずしもIT部門がエンドユーザ部門に対して「ビジネスをこうするために、データをこう使いましょう!」といった提案ではなく、「BIツールを何に使いたいですか?」「どんなシステムをつくりましょうか?」といったアプローチになっているケースが多いのではないかと感じます。

 

ビジネスとITの一体化が加速する今、それをつなぐデータを使って、どうビジネスに貢献するかがIT部門だけでなく、エンドユーザ部門にとっての課題であるはずであり、そうした課題解決のためのヒントが得られ、双方の部門の方々が自社のデータおよび社外のビッグデータと向き合い、活用の実践ができるような場にJDMCをしていきたいと考えております。

 

理事会での承認を受けて、JDMCの今後の新しい取り組みを検討するためのタスクフォースを立ち上げます

大変困難なテーマであり、平坦な道とはまったく思っていませんが、必ずやより会員の皆さまのため、社会のために役に立つ存在として価値を上げて参りたい所存です。

 

是非今後ともJDMCの活動に注目いただけるとうれしいです!