MDM(Master Data Management)とは? データマネジメント用語をわかりやすく解説



近年、多くの企業ではデータを軸にしたビジネス推進を行っています。
データを活用する上で、特に重要視されているのがデータ品質の向上と維持運用を行うデータマネジメントです。
この用語集では、データマネジメントやデータ活用に関する用語を解説しています。
また、データマネジメントの専門家として活動するNTTデータ バリュー・エンジニアが、データ活用のヒントもご紹介しています。

MDMとは

MDMとは、マスターデータマネジメント(Master Data Management)の略です。
つまり、「マスターデータマネジメントすること」です。

マスターデータは、業務上の主語や目的語などに使われ、データ分析を行う上では、その分析の軸として使われるものとなりますので、この品質が低いとそれに伴って業務データの品質や分析の精度も低くなります。

その一方で、一般に企業内に複数システムが導入されることも多く、それに伴って、マスターデータも各システム毎に散在しやすくなります。
それらを適切に管理しないと、システム横断で情報を捉えるのも困難になります。

NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメント

マスターデータの管理が十分でない場合、どのような問題が起きるのか・・・・。
数え上げたらきりがありませんが、一例として以下のように「お客様に対する問題」や「社内業務の非効率」、「情報システム上の問題」があげられます。

■お客様に関する問題(例)
・分散したお客様データを都度、探している
・顧客情報の鮮度が不ぞろいな為、お客様に迷惑をかける
・顧客接点(DM、訪問)の履歴情報不足により、訪問や問合せ時にお客様に迷惑がかかる

■社内業務に関する問題(例)
・マスタ入力を複数部署で実施しているので、入力ルールが徹底されず品質が低下する
・情報登録、更新のアナログ対応が必要
・顧客の正しい情報が不明で、マーケ・分析が不正確
・非整合なデータモデルに合わせた業務・運用

■情報システムに関する問題(例)
・個別最適のつぎはぎ業務・システム
・顧客情報を管理するシステムが分散・非整合
・キー情報・属性情報の設定/定義の統一概念無く、データ重複・分断

継続的に事業を拡大する上では、上記のようなデータ品質の課題への対処は避けて通れない事柄であり、場合によっては全体最適を実現する情報システムの構築まで必要となる場合もあります。
しかしながら、その実現は容易なものではなく、MDMで管理する対象のデータをどこまでとするか、現行マスタとの位置づけや業務上の整理など、考慮しなければならないことは多数あります。

NTTデータ バリュー・エンジニアには、MDMに関する多くのプロジェクトを成功に導いた実績とノウハウがあります。
これらの強みを活かし、お客様のマスタ管理の改善を支援します。

■NTTデータ バリュー・エンジニアの強み
1.MDMに対する深い業務理解・データ理解
2.MDM領域および情報活用領域に対する高い技術力・実績・ノウハウ
3.各領域を横断的に管理し、全体最適視点からマネジメントしていくためのマネジメント力・ITガバナンス

 

 

詳細は以下をご覧ください。

 

 

 

>   NTTデータ バリュー・エンジニアのこだわり

お客様と伴走してデータマネジメント支援、データ活用支援を行うNTTデータ バリュー・エンジニアが大切にしているコトです。

 

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NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメントを成功させる3つのポイントを紹介しています。

 

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個別システムで管理しているデータを、お客様の活用目的やデータの種類・特性にあわせて統合します。

 

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