CDO(Chief Data Officer)とは? データマネジメント用語をわかりやすく解説



近年、多くの企業ではデータを軸にしたビジネス推進を行っています。
データを活用する上で、特に重要視されているのがデータ品質の向上と維持運用を行うデータマネジメントです。
この用語集では、データマネジメントやデータ活用に関する用語を解説しています。
また、データマネジメントの専門家として活動するNTTデータ バリュー・エンジニアが、データ活用のヒントもご紹介しています。

CDOとは

CDOとは、チーフ・データ・オフィサー(Chief Data Officer)略です。

CEO(Chief Executive Officer)が最高経営責任者と訳されるように、CDOは最高データ責任者と訳されます。
すなわち、データマネジメントに関して全責任を負う人です。

データスチュワードから、データの品質に関する報告(欠損や不整合など)を受け、改善案を経営レベルに提言する役割があります。

NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメント

CDOはデータガバナンスやデータ管理について最終的な責任を持ち、全社的な観点からデータ管理戦略の策定、データ品質やデータ処理プロセスに関する方針策定などを組織横断で推進する役割を担っています。
言い換えれば、「データを資産として管理し、組織横断でデータを利活用することによって、経営に貢献するチームの責任者」です。

データドリブン経営のようにデータに基づく意思決定がツールの進歩により身近になってきている昨今、現場に近いところでもデータを根拠とした客観的な判断が可能になってきています。
しかし、大量に蓄積したデータをやっとの思いで分析し、結果が出たのに自信が持てないことがあるのはなぜか?それはマスターデータの品質に問題がある場合が多いです。

データマネジメントの実現にあたっては、システム機能(ツール)だけでなく、その他の戦略要素(責任、体制・役割、ルール・手順、企業文化・マインド)にも十分考慮することが重要であり、CDOはこれらのデータ戦略全般を全社的な視点で、取りまとめていく必要があります。

NTTデータ バリュー・エンジニアの「データガバナンスソリューション」は、データ品質に起因する問題を解決するためのガイドラインを導入し、信頼できるデータ品質を維持する仕組みづくりをご提案するソリューションです。

データガバナンスの視点に則り、データの可視化、データ辞書構築、データマネジメント推進にあたっての標準ガイドラインの整備、データマネジメント評価、スキル定着化に向けた研修の実施やフォロー等、組織的にデータ品質を維持するための支援をします。

NTTデータ バリュー・エンジニアは、以下の3つの点を重視して、データガバナンスの支援をします。
1.データ調査から運用定着まで気通貫で支援
2.豊富な実績を元に手順化されたデータマネジメントメソッド
3.実データに基づいた辞書・ガイドラインの構築力

 

詳細は以下をご覧ください。

 

 

 

>   3つの『NTTデータ バリュー・エンジニア流』がデータガバナンスを徹底的に支援する

メタデータやデータカタログなどによるデータの可視化から継続的なデータ活用環境の運用までをトータルにサポートします。

 

>   資料DL「全社横断的にデータマネジメントを推進するためのCDOに期待する役割」

データを資産として管理し、組織を横断したデータ利活用で経営に貢献する。これを実現するにはデータガバナンスやデータ管理について責任者を用意することも有効です。本資料ではCDOの役割について解説します。

 

 

 

 

 

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