【講演レポート】全社横断的にデータマネジメントを推進 するためのC△Oに期待する役割

(2015年12月7日)

当社、代表取締役社長の大西が理事を務める一般社団法人 日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)が主催する「CDOカンファレンス 2015 ~デジタルビジネス時代を切り開く~」(2015年11月12日開催)にて、当社パネルディスカッション及び、通常セッションの2つで講演を行いました。この度は、通常セッション「全社横断的にデータマネジメントを推進するためのC△Oに期待する役割」の講演内容を以下にご案内します。

 

■マイナビニュースでも講演内容が紹介されました
データ活用の前提は”目の前のビジネスに活かす”こと

 

講演レポート

本イベントは、CDO(Chief Data Officer:最高データ責任者)の戦略的位置づけや役割を考える日本初のカンファレンスでした。
データマネジメントの専門集団である株式会社リアライズは、テーマである「CDO(Chief Data Officer)」にフォーカスし、CDOの定義、役割、目指すべきデータマネジメントの姿といった内容について、特別公開の事例を交え公開しました。当日は多くのセッションが開催される中、190名の聴講者にお集まりいただきました!

 

講演後のアンケート結果では、9割以上の皆様に「とても良かった/良かった」とご回答いただきました。ご来場いただきました皆様には、この場をおかりして御礼申し上げます。
講演者の櫻井はまずCDOに関して、「定義としては、データガバナンスやデータ管理について、最終的な責任を持つ経営幹部といえます。全社的な観点から、データ管理戦略の策定、データ品質やデータ処理プロセスに関する方針策定などを“組織横断”で推進する役割を持つわけです。データを資産として管理し、組織を横断したデータ利活用で経営に貢献する。これは一人では行えませんから、CDOはこうしたチームの責任者といえます」と語りました。

 

続いて、日常業務のどのようなシーンでデータの大切さを感じるのか、なぜマスタデータの品質にこだわる必要があるのかという点について解説。マスタデータの生まれてくるチャネルが多様化している状況や、マスタデータ自体が分散しているケースに着目し、その適切な運用方法を事例を交えて説明しました。
また本講演では、データクレンジングや名寄せなどを実際にどのような方法で行うべきなのかを、データマネジメントを専門に手がける当社ならではのノウハウを交えて一挙公開しました。ご来場いただきました皆様は、実務に即した講演内容に、メモを取るなど、熱心に聞き入っていらっしゃいました。
最後に「IT部門が主導で行うと忘れがちなのが、業務部門の担当にデータを見てもらい、どれが本当に正しいデータなのかを判断してもらうことです。データマネジメントにはツールだけでなく、多くの人々の協力が必要ですから、ぜひ業務部門を巻き込んで横断的に実施することを念頭に置いてください」とアドバイスし、講演は幕を閉じました。
マイナビニュースでも、当日の講演レポートが掲載されましたので、是非ご覧ください。

 

■マイナビニュースでも講演内容が紹介されました
データ活用の前提は”目の前のビジネスに活かす”こと