【セミナーレビュー】リアライズ×データ総研 ~「使えるデータが与える業務インパクトとは?」~

 

(2013年9月4日)

 

2013年8月7日(水)豊洲INFORIUMにおいて「使えるデータが与える業務インパクトとは?~できる企業は始めているデータマネジメント!!~」と題した、株式会社リアライズと株式会社データ総研の共同セミナーを開催しました。
本セミナーでは、昨今注目されている“データを軸に考えるビジネス活動”を行っている事例のご紹介、数字で見るデータマネジメントの効果や、進め方のポイントを、より細やかにご説明させて頂きました。
また、後半の特別セッションでは、多くのデータマネジメント プロジェクトを経験した専門家2名にて「今、考えるべきデータマネジメントの実践方法」を、参加者と質疑応答形式で進め、会場を賑わせました。

 

 

講演レビュー

【第1部】数値でみるデータマネジメントの効果

(講演者:株式会社リアライズ 佐々木 詠子)
数値化しにくいといわれるデータマネジメントの効果を、過去の実例をもとに徹底分析することで明らかにしました。2社のコスト削減例、売上アップ例を、課題~実施内容~効果まで詳しくご説明しました。

 

【第2部】データ整理に必要な考え方
(講演者:株式会社データ総研 神田 健司氏)

データマネジメントの効果を得るためには、正しくデータを整理することが不可欠です。
データから価値を生み出すために必要なデータ整理の考え方として、体制面、目的や業務ルール面、品質維持等、様々な点からポイントを解説しました。

 

【特別企画】プロが語る!データマネジメントの進め方

(講演者:株式会社リアライズ 櫻井 崇  株式会社データ総研 高橋 功氏)

データマネジメントの進め方を①システム変更を伴わずデータの値のみで改善する場合、②システム更改に伴うデータ移行の場合の2タイプに別け、それぞれのポイントを解説しました。
また、いくつものデータマネジメントプロジェクトを手掛けてきた2名による、質疑応答コーナーでは、参加者から様々なデータマネジメントに関する質問を、 それぞれの観点から回答しました。回答中に、株式会社データ総研の黒澤会長も、独自の見解を述べるため急遽登壇し、会場は大いに盛り上がりました。

 

 

最後に

当日は、お盆前の開催にも関わらず約8割の方にご参加頂きました。
参加者からは「盛り沢山の情報で大変参考になった」、「本日のセミナー内容を自社の課題と照合したい」など、データに関する感度の高さを受け取れる感想を頂き、今後のデータマネジメントが、より一層注目されることを確信しました。
一方で、さらに深い事例や、ノウハウにおけるお話(実践版)についてのご要望があったことで、近々第2弾の検討をさせて頂く予定です。